静岡の写真館ファミリーフォトスタジオ ヒコ

静岡の写真館ファミリーフォトスタジオ ヒコ


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フォトスタジオスタジオの変遷

いわゆる昔から地元にあった「写真館」「写真スタジオ」といわれるオールドスタイルは、まだカメラが高額な機材で、扱うにもそれなりの技術と知識が必要だった時代のものでした。
それなりの一張羅を身につけて、子どもも大人もちょっと緊張気味にカメラに向かって撮影してもらう家族写真は、とても貴重な一枚でした。

近年は、ショッピングモールなどの大型店舗にチェーン展開している写真スタジオがたくさんありまして、めったに家族写真を撮らない我が家ですが、子どもの七五三の時だけは予約して写真を撮りに行きました。たくさんの衣装の中から選ぶ事ができるので、どれを選ぶか迷いましたが、当時5歳の息子は、慣れない紋付袴を着て、「椅子に座って、足を揃えて、手は前に組んで。顔は斜めにこちらを向いて、ハイとりますよ」と言われて、やや緊張しながらポーズを決めていました。
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そして昨今は、「ハウススタジオ」と呼ばれる一軒家形式のフォトスタジオが人気のようです。今までの写真館やチェーンの店舗と大きく違うのは、まずはお部屋のインテリアです。
壁がレンガ風だったり、部屋の中にブランコがあったり、ちょっとした小物がすごく可愛いくて、センスの良さが目を惹きます。自然光をとりいれたり、植物を一緒に撮ることで、とてもナチュラルな写真に仕上がります。
撮られる側も、ポーズを決めたりしなくても、自然な笑顔が出たときにシャッターをきってくれるので、普段の家族の雰囲気が伝わる一枚を撮ってもらえます。

静岡県沼津市のファミリー向けフォトスタジオ

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そんなフォトスタジオの変遷がありまして、このたび静岡県沼津市に、ファミリー向けのスタジオをオープンする渡邉さんを、昔の同僚から紹介していただきました。
渡邉さんは、東京でファッション系の写真を中心に活動していた一流カメラマンです。
このたび地元静岡に家族と共に移り住み、ご自身のスタジオをオープンすることになりました。渡邉さんのお父様は、なんと「塗装のプロ」。一軒家を改造したスタジオの内装を手がける時にも、お父さんの尽力が大きかったようです。そして、スタジオの名前「ヒコ」はおじいさまの「彦衛(ひこえ)」さんからとった名前だそう。
親子3代の流れをひきつぐ、素敵な手作りのフォトスタジオができました。

主なお客様は、子育て中のお母さん

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家族写真を撮る時に、どこで撮るかを決める人は、たいていの場合、旦那様よりも奥様が多いのではないでしょうか。小さい子どものいるお母さんは、日々の家事や育児に忙しくて、ゆっくりパソコンを使うことは少なくなってきていると思います。スマートフォン使用者がメインターゲットになることを見込んで、最初からレスポンシブデザインで作る事を決めていました。
オープン後、アクセス状況を見てみると、やはりスマートフォンからのアクセスが圧倒的に多かったです。

デザインは優しいアースカラーを基本にして、手書きの文字をスキャンしてグローバルメニューを作りました。ページタイトルのWebフォントも、手書き風のGoogleフォントを探した結果、Give You Gloryというものを見つけ、これを採用しました。
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イメージに合ったイラストを市販の素材集で探しましたが、どうしても見つからなかったため、イラストは専門のイラストレーター岸本さんにお願いし、サイトの雰囲気にピッタリ合ったイラストを描いていただくことができました。

これから地元密着型のハウス写真スタジオとして、家族の節目に記念写真が撮影されるたび、素敵な写真がブログにアップされるのを見るのが、私の楽しみのひとつとなりそうです。


shoko administrator

フリーランスのWeb制作者。WordPressのサイト構築、およびWebデザインとディレクション。専門学校HAL東京にてWEB学科の講師をしています。WordPressコミュニティに出没。趣味は合気道。