WordCamp Tokyo 2016 の熱い日々

2016年10月04日

今年も、WordCamp Tokyo のボランティアスタッフとして参加しました。
その経緯をまとめておこうと思います。

4回目のWordCamp Tokyo スタッフは、当日ボランティアのリーダーに

2011年に初めてWordCamp Tokyo に一人で参加し、誰とも話す事なくさみしく帰ってきた私ですが、2013年にスタッフとして参加してからは、知り合いも増え、仕事も増え、生活が大きく変わりました。

WordCampTokyo 2016

ボランティアスタッフは総勢70名ほどおり、それぞれの班で活動していきます。

  • 委員長
  • 副委員長
  • Web制作
  • Web更新
  • アフターパーティ
  • グローバル
  • ハッカソン
  • コントリビューターデイ
  • スポンサー
  • セッション
  • 印刷
  • 会計
  • 会場
  • 当日ボランティア

スタッフ全体でのキックオフミーティングが行なわれた後のイベント2ヶ月前、当日ボランティア班がやることはまず「スタッフ集め」です。
キックオフに参加したスタッフ以外にも、当日のみ手伝ってくれる人を募集して、人手を確保しなければなりません。
サイト上で募集をかけたところ、1〜2週間で30人ほどの応募者が集まりました。

応募してきた当日ボランティアスタッフは、facebookグループに招待され、当日までのスタッフの活動状況を知ることができます。たとえ地方在住の方でも、当日までにタイムラインを眺めていれば自然に、誰が何の役割を担当しているのか、まとめ役をしているのは誰か、みたいな事が漠然とわかってきます。
このあたりのことは、実際に北海道から参加してくださったHB_saiさんのブログ記事に詳しく載っています。
WordCamp Tokyoに行ってきました!|HB sai Blog

とにかく忙しかった9月

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実生活では、進行中の受託案件が並行して3つあり、9月は毎日綱渡り状態の日が続いていました。本来は7・8月に終わる予定だった仕事が、いろいろな都合でズレこんでしまったのです。
朝起きると数十件のメールとFacebook通知が届き、日中はトイレと食事以外の時間にひたすら作業を進めて、深夜〜明け方まで100本ノックのようにメールを打ち返す毎日。。。さらに専門学校での講師業が週2回あり、コワーキングスペースの仕事もあって正直なところ、「もう逃げ出したい」とすら思っていました。
当日ボランティアのリーダーなんて引き受けなきゃ良かった。。。。と。

深夜の制作作業が毎日のように続き、朝学校に行く子どもを送り出す事も、家族の夕飯を作る時間もとれず、ほとんど家事はできなくなり、家の中は散々な状態でした。朝起きてこない母親の代わりに朝食のスープを温めようとした息子が、鍋を火にかけたまま二度寝してしまい、あやうく家事になりかけた事件があったり、その次の日には土砂降りの雨の中、前方を歩いていた男性が突然倒れて動けなくなったところに遭遇し、ずぶ濡れになりながら救急車を呼んで病院に搬送してもらったり、、、、
「いったい次には何が起こるんだ?」とヒヤヒヤしていました。

睡眠時間が少なくなると食欲も落ちて、フラフラになりながら1日1日をなんとか乗り切る状況が続いていました。
そんな中、助けてくれたのはやはり、家族とコミュニティの仲間です。

息子と夫は「この忙しさは期間限定」であることを理解してくれ、自主的に家の事をやってくれるようになりました。冷蔵庫の中身を把握しているのは夫の方だったし、息子はワイシャツのアイロンかけも上達しました。

手一杯で制作作業が進まない中、WordPressコミュニティで知り合った森山ナツミーヌが手伝ってくれたおかげで、Githubのissueがどんどん片付けられて行きました。自分ひとりでやらずに、手を差し伸べてくれる人が側にいるのってホント幸せなことだなあ、ありがたいなあ、と改めて感じました。

1週間前の事前ミーティング

そんな中、1週間前の9月10日、いつものコワーキングスペース茅場町Co-Edoで当日ボランティア班の事前ミーティングが行なわれました。
地方在住の方もいらっしゃるので、参加は必須ではありませんが、あらかじめ顔を合わせておくと話がスムーズにいきますし、どんなことをするのかを事前に説明する会です。

いよいよWordCamp東京の当日

そしていよいよ当日の朝。当日ボランティア班でやらなければならないことが、たくさんあります!
WordCampTokyo2016 当日の朝
WordCamp Tokyo 2016 当日の朝
– 荷物の搬入
– 来場者受付
– 本部で案内
– 各トラックでのビデオ撮影
– 各トラックでのtwitter実況
– セッション司会
– スポンサーブースツアー
– スタンプラリー
– 翻訳イヤホンの回収
– 座談会ファシリテーターの補助
– WordPressカルタの札読み
– 懇親会時の来場者チェック
– 懇親会時のドアマン

ざっと挙げても、このくらいの係があります。
当日お手伝いに来てくれる方も、仕事ではなくボランティアで参加してくれるので、一日中拘束するというわけにはいきません。基本的には「できる範囲で」お願いしています。
なので、自分が見たいセッションがある場合には、シフト表を組む前に、事前に「担当を外してもらいたい時間帯」を連絡してもらい、その時間を避けてシフト表を組みました。

WordCamp2016 セッション当日

朝の受付体制

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スタッフは朝8:40に会場のビル前に集合し、簡単な説明をしてから9時に会場入り。
そこから搬入が始まるのですが、受付開始は9:30!!!
予想はしていましたが、受付グッズなど、どこに何があるか把握するだけで時間がかかってしまい、バタバタの受付開始となってしまいました。。。
登壇者に配るはずのペットボトルの水が、一般休憩室に置きっぱなしになっていたことが、後日判明したということもあり、やはり搬入の際には、「どの荷物をどこに届けるべきか」全体を理解している人が指示役に廻るということが必要だったと思います。

当日の会場の様子

初の取り組み、ファミリー休憩室と授乳室

WordCamp参加者の中には、子育て中のお母さんも結構います。子どもを預ける先がなくて、イベントに参加できないとあきらめてしまう方にも来てもらいたい、ということで今年はファミリー休憩室と授乳室が用意されました。

当日のスライドなどの情報まとめ

イベントスタッフをしていると、本部席に座っている時間も長くなり、見られないセッションも多くありますが、たいていの場合は、このようにスライドがアップされます。

LT(ライトニングトーク)のスライドを一挙公開!|WordCamp Tokyo 2016公式サイト
当日のスライドまとめ公開します!|WordCamp Tokyo 2016公式サイト
ノンプログラマーのためのWordPressテーマ作成ステップアップ術|Mignon Style
WordPressのテーマを公式ディレクトリに登録するためのヒント

アフターパーティ

もう、この時には疲労困憊でしたので、せっかくのアフターパーティなのに、誰かとゆっくり話すという気力があまり残っていませんでした。そんな中でも数人の方とお話する中で、得られる知見も多くありました。

中学一年生の息子もスタッフとして参加

息子はマインクラフトのブログをWordPressで投稿しており、この日は当日ボランティアとしてスタンプラリーの景品渡しなどの係をつとめました。息子を連れて参加した理由としては・・・ここ1ヶ月、母親の疲労困憊ぶりを目の当たりにしている子どもの立場として、「こんなに仕事が大変な時期なのに、どうしてお母さんはボランティア活動なんかしているんだろう?」という気持ちがあったかもしれません。

そんな中で、人が仕事をしてお金をもらうということは、単に苦しい事を我慢する見返りとしてやっているわけではなく、コミュニティを通じて広がりを持つ事で、仕事とプライベートをごちゃまぜにして、こんなに楽しく過ごせるということを伝えたかったから。何がどう伝わったかは、わからないけれど、少なくとも学校と家以外にも世界は広がっている、っていうことを感じてくれたらいいなあ、と考えていました。

このイベントを通して得た私自身の”夜明け”

長年個人事業主として1人で仕事をしている中で、30名もの人に動いてもらうための指示を出し、全体に目を配るなんていう経験はほどんどありません。元来、「人に何かを頼むよりも、自分でやってしまった方が早い」と考えてしまうたちなので、なかなかチームをまとめあげるという経験が足りない私ですが、ここWordCampコミュニティでは、そのあたりのことをだいぶ鍛えられた気がします。

こういうのを「大人の部活動」とでもいうのでしょうか。

これを読んで、「ちょっと面白そうだな」と感じた方は、ぜひ来年スタッフとして参加してみてください。
単に参加者として来場し、セッションだけ見て帰るより、何倍もすばらしい経験を得る事ができるかもしれません。

集合写真


共著書および執筆協力している本

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