プラグインやテーマの翻訳はしたことがあったのですが、今回初めてWordPressコアの翻訳作業に参加することができたので、そのことについて書きます。
WordPress の翻訳は、世界中のボランティアによって無償でおこなわれている
WordPressはもともと英語で開発されており、世界中の言語に翻訳されていますが、翻訳作業は各国のボランティアが無償でおこなっています。
日本語版も同じで、たくさんの翻訳者が各自で英語から日本語に翻訳した内容を、WordPress日本語チームの数名が承認したり、修正する形で一文一文が確定していきます。
翻訳に参加するために必要なこと
- Codexの「WordPress の翻訳」を読んで、まずはルールを理解する
- WordPress.orgのアカウントを取得する
- WordSlackに参加する => 参加方法
- Translation Handbookを読む
以上で準備完了!
WordSlack は、WordPress プロジェクトに関わりたい日本語話者が、気軽に情報共有できる場所です。
翻訳作業はブラウザ上でできる
WordPressの翻訳は、GlotPressという翻訳ツールがあり、ブラウザ上でできるようになっています。
これが、提案した翻訳が承認された状態。
↓ ↓ ↓
緑の「 Translated 」になると、無事、翻訳内容が取り込まれた事になります。
「翻訳」とはいえ、私が作業したのは、恥ずかしながらほぼ単語のみです。。。これからもっと頑張ります!
翻訳に貢献したという証がここに出る!
そして、WordPressをアップデートするときに、この画面が出ますね。
「クレジット」をクリックすると、WordPressのコアを開発しているデベロッパー達のアイコンがズラリと並びます。
このページをスクロールすると、、、
ここに自分の名前が掲載されるのです!!
リンク先は、WordPress.orgのアカウントページに飛びます。
WordPress 4.9 の翻訳作業に参加したはずなのに、なぜか4.8.3の段階ですでに翻訳者に名前が出ていたのは、よくわかりませんが。どういう仕組みなんだろう?
WordPress 4.9 のクレジットにも載ることができました!
やったー! ちゃんと自分の名前が出てる! 嬉しいヾ(*・ω・*)o!!
WordPress の翻訳作業に参加しよう
https://translate.wordpress.org/locale/ja/default/wp/dev
この記事を見て興味を持った方は、ぜひ翻訳に参加してみてくださいね。
コアの翻訳は、リリースされるタイミングを待って数日間で行われるため、Slackを頻繁に読んででタイミングが合った時にしかできませんが、テーマやプラグインの翻訳は、いつでも&どこでもできます。
自分の普段使っているプラグインやテーマが日本語化されていなかったら、ちょっと翻訳を手伝うだけで、困っている日本人の役に立つことができるかもしれません。